【主婦DIY体験談】初心者でも安心!ウッドデッキの作り方を徹底解説。秋の癒やし空間を手に入れるまで
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はじめに
こんにちは。夫と小学生の男女2人の子供と暮らす、40代主婦です。我が家にはささやかな庭があるのですが、子供たちが走り回るには少し手狭で、もっと有効活用できないかと常々考えていました。特に気持ちの良い秋の季節、庭でのんびりお茶を飲んだり、子供たちが安全に遊べるスペースがあったら…と。専門業者に見積もりをお願いしたところ、想像以上の金額にびっくり。そこで、「もしかしたら自分たちで作れるのでは?」と一念発起し、夫婦でウッドデッキのDIYに挑戦することにしました。全くの初心者だった私たちが、試行錯誤しながらも理想の癒やし空間を手に入れるまでの全記録を、チュートリアル形式でご紹介します。
DIYウッドデッキの概要と準備
私たちが挑戦したのは、設計図や必要な木材、ネジなどがすべてセットになった「ウッドデッキキット」です。全くの素人がゼロから木材を調達して設計するのはハードルが高いと考え、失敗のリスクが少なく、材料集めの手間も省けるキットを選びました。選んだのは、メンテナンスが簡単な人工木のタイプ。天然木の風合いも素敵ですが、子供が小さく、こまめな塗装や防腐処理をする自信がなかったので、耐久性が高くささくれの心配もない人工木は、私たちのような子育て世代には最適な選択でした。
準備したものリスト
- ウッドデッキキット: 広さ約2坪(約6.6平米)、フェンス付きのものを選びました。
- 電動ドライバー: これは絶対に必要です。ネジの数が数百本単位になるため、手作業ではまず無理です。パワーのあるものを選ぶと作業効率が格段に上がります。
- 水平器: 基礎の水平を出すための最重要アイテム。長さのあるものが使いやすいです。
- メジャー、さしがね: 正確な計測はDIYの基本です。
- ゴムハンマー: 部材をはめ込む際に、傷つけずに叩くのに役立ちます。
- 束石(つかいし): デッキの土台を支えるコンクリートブロック。キットとは別にホームセンターで購入しました。
- 砂利: 束石の下に敷き、地面を安定させ、雑草対策にもなります。
道具は持っていないものもありましたが、一部はホームセンターのレンタルサービスを利用してコストを抑えました。
DIY奮闘記!実際の作業ステップを徹底解説
作業は週末の2日間をフルに使って行いました。夫と私の二人掛かりでの挑戦です。
ステップ1:基礎の設置と水平出し
これが最も地味で、そして最も重要な作業でした。まず、設置場所の土を平らにならし、雑草対策シートを敷きます。その上に束石を配置するのですが、この束石すべての高さを水平に合わせるのが本当に大変!水平器を何度も当てながら、石の下の土を削ったり足したり…。ここで手を抜くとデッキ全体が歪んでしまうため、夫と二人で「これでよし!」「いや、こっちが少し高い!」と何度も確認し合い、半日近くかかりました。
ステップ2:土台(大引・根太)の組み立て
基礎さえしっかりできれば、あとは設計図通りに組み立てていくだけです。土台となる「大引(おおびき)」という太い角材を束石の上に渡し、その上に「根太(ねだ)」という骨組みを組んでいきます。ここで電動ドライバーが大活躍。次々とネジを打ち込んでいく作業は、まるで大きなプラモデルを作っているようで、とても楽しかったです。少しずつ形になっていく様子に、ワクワクが止まりませんでした。
ステップ3:床板の設置
いよいよウッドデッキの顔となる床板を張っていきます。土台の上に一枚一枚、専用のクリップで固定していくのですが、この作業が一番達成感を味わえる瞬間でした。板が張られるたびに「デッキらしくなってきた!」と歓声が上がります。子供たちも庭から「すごい!パパとママが作ったの?」と目を輝かせて応援してくれました。最後の1枚を張り終えた時の感動は、今でも忘れられません。
ステップ4:フェンスの取り付け
最後に、安全性確保のためのフェンスを取り付けます。特に我が家のように小さな子供がいる家庭では、フェンスは必須だと感じます。転落防止はもちろん、デッキの上が一つの「部屋」のようなプライベートな空間になり、安心感が格段に増しました。これも設計図通りに柱を立て、パネルをはめ込んでいくだけなので、比較的スムーズに作業が進みました。

良かった点・メリット
- 圧倒的な達成感と愛着: 自分たちの手で作り上げた空間への愛着はひとしおです。多少のズレや傷も「味」だと思えます。
- 驚きのコストパフォーマンス: 専門業者に依頼した場合の見積もりは約50万円でしたが、今回のDIYではキット代や道具代を合わせても約15万円。3分の1以下の費用で理想の空間が手に入りました。
- 家族の絆が深まった: 夫婦で一つの目標に向かって協力し、時には意見をぶつけ合いながら完成させたことで、絆がより深まったように感じます。子供たちも、親がものづくりをする姿を間近で見たことが良い経験になったようです。
- 暮らしが豊かになった: 完成後は、週末の朝食をデッキで食べたり、子供がシャボン玉で遊んだり、夜は夫婦で涼みながらおしゃべりしたり。家の中にもう一つ、心地よいリビングが増えたような感覚です。
気になった点・デメリット
- 時間と体力が必要: 事前の計画や準備も含め、かなりの時間を要しました。実際の作業も、中腰での作業が多く、翌日は夫婦揃って筋肉痛に。体力に自信のない方は、数日に分けて作業する計画を立てた方が良いかもしれません。
- 天候に左右される: 屋外での作業なので、当然ですが雨が降れば中断せざるを得ません。天気予報のチェックは必須です。
- 後片付けが大変: 完成した喜びも束の間、木材を包んでいた大量の段ボールや梱包材の処分が意外と大変でした。自治体のルールを確認して、計画的に処分する必要があります。
プロに頼むのとDIY、どっちがいい?徹底比較
今回の経験を通して、それぞれのメリット・デメリットを整理してみました。
- DIYが向いている人: コストを最優先したい人、ものづくりが好きで時間をかけることを楽しめる人、家族との思い出作りをしたい人。
- プロ依頼が向いている人: 時間や労力をかけたくない人、完璧な仕上がりや長期的な保証を求める人、複雑な地形やデザインを希望する人。
どちらが良いというわけではなく、何を重視するかで選択は変わってきます。私たちの場合は、コストと「自分たちで作る」という体験そのものに価値を感じたため、DIYを選んで大正解でした。
こんな人・状況におすすめ
- 予算を抑えておうち時間を充実させたいご家庭: 外食やレジャーにお金をかける代わりに、自宅の庭を最高の遊び場・癒やし空間に変えたい方にぴったりです。
- 夫婦やカップルで共同作業を楽しみたい方: 二人で協力して何かを成し遂げる体験は、最高のコミュニケーションになります。
- 子供に「作る喜び」を伝えたい親御さん: 親が汗を流して一つのものを作り上げる姿は、子供にとって何よりの学びになるはずです。
実践時のコツ・注意点
- 計画と準備は入念に: 設置場所の正確な採寸、地面の整地は手を抜かないこと。これが後々の作業を大きく左右します。
- 電動ドライバーは必須: 購入するかレンタルするかは別として、これがないと始まりません。予備のバッテリーがあると、充電待ちの時間がなくなりスムーズです。
- 二人以上での作業を徹底: 大きな部材を運んだり支えたりする場面が必ずあります。安全のためにも、必ず協力者を見つけましょう。
- 完璧を求めすぎない: 初心者のDIYです。プロのような完璧な仕上がりにはなりません。少しの隙間や傷は「手作りの味」と割り切って、楽しむ気持ちを忘れないことが成功の秘訣です。
総合評価とまとめ
初心者によるウッドデッキDIYは、想像以上に大変な作業ではありましたが、それ以上に得られた満足感、達成感、そして家族との時間は何物にも代えがたいものでした。完成したデッキで秋風を感じながらコーヒーを飲む時間は、まさに至福のひととき。大変だった作業の疲れも吹き飛びます。
もし、ウッドデッキが欲しいけれど費用面で躊躇している方がいらっしゃったら、ぜひDIYという選択肢を検討してみてください。丁寧な説明書付きのキットを選べば、初心者でも必ず完成させることができます。自分たちの手で作り上げた空間は、きっとあなたの暮らしをより豊かで素敵なものに変えてくれるはずです。
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